歴史・沿革

1653年(承応2年) 小津清左衛門長弘が、江戸の商業地大伝馬町(現 本社所在地)に紙問屋「小津清左衛門店」を創業。

【東都大伝馬街繁栄之図】
1698年(元禄11年) 大伝馬町に木綿店を創業。
1755年(宝暦5年) 紀州藩松坂御為替御用に加わる。江戸表において御為替御用を命ぜられる。

裏       表
【藩札】
1784年(天明4年) 7代清左衛門長保が向店「大橋屋」を開業し、茶、下り鰹節も取り扱う。

【己卯一番組紙問屋の看板】
1880年(明治13年) (有)東京洋紙会社の事業を引受け、「小津洋紙店」(資本金10万円)に商号を変更。

【明治時代の店舗】
1886年(明治19年) 木綿問屋仲間と提携して、「東京紡績会社」(資本金50万円)を設立。
1899年(明治32年) 「小津銀行」(資本金10万円)を三重県松坂に設立。

【松阪小津銀行社屋】
1903年(明治36年) 日本細糸紡績会社の工場を買収、「小津細糸紡績所」を設立。

【小津細糸紡績所事務所】
1920年(大正9年) 小津細糸紡績所、武林洋行を吸収合併して、「小津武林起業株式会社」を設立。
1927年(昭和2年) 金融恐慌により小津銀行、四日市銀行(現 三重銀行)と合併。
1929年(昭和4年) 法人組織化するため、「合資会社小津商店」を設立。
1939年(昭和14年) 経営の近代化をはかり、「小津商事株式会社」を東京市日本橋区(現 本社所在地)に設立。
1941年(昭和16年) 新京特別市(長春)に「満州小津商事株式会社」(資本金15万円)を設立。
1944年(昭和19年) 小津商事株式会社の商号を「小津産業株式会社」に変更。
1946年(昭和21年) 統制解除を機会に紙販売部門を一本化するために、合資会社小津商店の紙の国内営業部門を譲受。
1957年(昭和32年) 洋紙販売の拡充をはかるため、小津産業株式会社洋紙部門と本町商事株式会社が合併し、「株式会社小津洋紙店」(資本金2,000万円)を設立。

【合資会社小津商店】
1964年(昭和39年) 「調布営業所」を開設。
1967年(昭和42年) 「大阪営業所」(現 大阪支店)を開設。
1971年(昭和46年) 創業300年記念事業として、小津本店創業の地に「小津本館ビル」を完成。
1973年(昭和48年) 旭化成工業株式会社(現 旭化成株式会社)と1:1の比率で合弁会社、「株式会社旭小津」(資本金2,000万円)を東京都中央区に設立。宮崎県延岡市に不織布の専用加工工場を建設。
1974年(昭和49年) 「千葉営業所」を開設。
1975年(昭和50年) 「埼玉支店」を開設。
1978年(昭和53年) 合資会社小津商店、商号を「株式会社小津商店」に変更。小津産業株式会社、資本金5,000万円に増資。
1979年(昭和54年) 株式会社小津洋紙店、商号を「小津紙商事株式会社」に変更。
1982年(昭和57年) 株式会社小津商店、「和紙博物舗」を小津ビル内に開設。
1983年(昭和58年) 流通センター(現 埼玉第一物流センター)を開設。
1984年(昭和59年) 創業330年を機に、業容拡大と経営効率向上をはかるため小津紙商事株式会社と合弁(資本金1億円)。
1989年(平成元年) 12月 不織布商品の加工を目的として、「オヅテクノ株式会社」(資本金2,500万円)を東京都中央区に設立。
1992年(平成4年) 6月 株式会社大成洋紙店を合併、さらに小売部門への進出のために株式会社小津商店より小津和紙博物舗の営業権を譲受。
1993年(平成5年) 1月 「大宮第2物流センター」(現 埼玉第二物流センター)を開設。
2月 小津産業株式会社、資本金を5億1,020万円に増資。
1995年(平成7年) 1月 調布支店が移転。「府中物流センター」「府中支店」を開設。
4月 「海外開発室 中国駐在所」(現 武漢事務所)を開設。
1996年(平成8年) 2月 日本証券業協会(現 JASDAQ)に株式を店頭登録。資本金8億8,970万円に増資。
7月 「仙台出張所※」を開設。
※現在アズフィット株式会社において名称を変更し業務を継続しております。
1997年(平成9年) 11月 厚生省(現 厚生労働省)より医療用具製造販売許可(GMP)を取得。
1998年(平成10年) 1月 小津史料館を和紙博物舗内に開設。
12月 経営基盤の一層の効率化をはかるため、本栄株式会社と合併。
1999年(平成11年) 3月 オヅテクノ株式会社が日本プラントシーダー株式会社の発行済株式の全部を取得し、子会社化。
5月 「シンガポール駐在員事務所」(現 シンガポール支店)を開設。
12月 小津産業株式会社、資本金を13億2,221万円に増資。
2000年(平成12年) 9月 「神奈川物流センター※」「神奈川支店」を開設。
※現在アズフィット株式会社において名称を変更し業務を継続しております。
2001年(平成13年) 6月 東京証券取引所、市場第二部に株式を上場。
2002年(平成14年) 10月 小津グループ、環境マネジメントシステムISO14001認証取得。
2003年(平成15年) 4月 創業350周年記念式典開催。
9月 「埼玉第三物流センター」を開設。
2004年(平成16年) 1月 小津350年史を編纂。
7月 「香港駐在員事務所」(のちの香港支店)を開設。
2005年(平成17年) 1月 小津和紙、小津史料館などを小津本館ビル(小津創業の地)に移設。
2006年(平成18年) 9月 株式会社紙叶の発行済株式の全部を取得し、子会社化。
2007年(平成19年) 4月 「上海駐在員事務所」を開設。品質マネジメントシステムISO9001認証取得。
12月 家庭紙・日用雑貨事業を株式会社紙叶に吸収分割。「アズフィット株式会社」に商号を変更。
2008年(平成20年) 5月 「九州出張所」を開設。
6月 東京都府中市に植物工場を設置し、「日本橋やさい」事業を開始。
2009年(平成21年) 12月 経営資源を主力である不織布事業・家庭紙事業に集中するため和紙事業を株式会社小津商店に譲渡。
2010年(平成22年) 6月 「東北出張所」、「中部出張所」を開設。
2011年(平成23年) 2月 「小津(上海)貿易有限公司」を開設。
2013年(平成25年) 5月 株式会社ディプロの発行済株式の全部を取得し、子会社化。
2014年(平成26年) 7月 「Ozu(Thailand)Co.,Ltd.」を設立。
7月 東京証券取引所 市場第一部に株式を上場。
2017年(平成29年) 3月 当社、Enviro Tech Chemical Services,Inc.および全国農業協同組合連合会の3社で、合弁会社「エンビロテックジャパン株式会社」(資本金1億円)を設立。

【現在の小津本館ビル】

社名の由来

紙商小津(現在の小津グループ)の歴史は、小津清左衛門長弘から始まっています。

承応二年(1653年)八月九日、長弘二十九歳のとき、江戸大伝馬町一丁目に店を構えました。屋号を小津屋とし、家印は「鱗久(うろこきゅう)」としました。小津屋と名乗ったのは、同じ松阪の出身で平素から親しくしていた小津三重郎の、「小津屋というのは店が繁盛する、めでたい名だ。」という熱心なすすめによるものです。 長弘はこのときから小津屋清左衛門、あるいは小津清左衛門を名乗ることとしました。

創業以来使用している、三角形の鱗紋に「久」の文字が記された「鱗久(うろこきゅう)」の紋には、お客さまとの関係性と先人たちのたゆまぬ経営努力が染み込んでおり、小津グループの至宝だと考えています。